自動車用の無人駐車管理装置の勘定科目と法定耐用年数は何?? コインパーキングなどに設置されているあれのことです!

自動車用の無人駐車管理装置を設置した時の、

勘定科目と法定耐用年数は何でしょうか??

 

無人駐車管理装置とは、

コインパーキングなどに設置している、

車止めやゲートなどのことです。

 

正解は…

勘定科目 ⇒ 器具備品

法定耐用年数 ⇒ 5年

です!!

 

今回は、自動車用の無人駐車管理装置を設置したときの勘定科目と法定耐用年数

について説明します。

 

本記事はこんな方におすすめです

自動車用の無人駐車管理装置の勘定科目と法定耐用年数を知りたい方
駐車場の経営を考えている方

 

自動車用の無人駐車管理装置を設置したときの勘定科目と法定耐用年数って何??

無人駐車管理装置って何??

本記事でいう自動車用の無人駐車管理装置というのは、

大きく分けて2つのものです。

 

オートロック式パーキング装置

車を駐車すると車輪が車止めに固定されて、

駐車料金を支払うと解除されるタイプのものです。

 

街中のコインパーキングでよく見かけるやつです。

 

ゲート式パーキング装置

車を出し入れするときに、

機械的に遮断するゲートを備えているものです。

 

よくショッピングモールなどの駐車場にありますね。

 

なお自転車やバイク用の駐輪装置は含みません。

あくまで自動車用のみの話です。

 

自動車用の無人駐車管理装置の勘定科目って何?

自動車用の無人駐車管理装置を設置したときの勘定科目は、

器具備品』を使用して資産に計上します。

 

なお無人駐車管理装置の取得価額が10万円未満の場合には、

消耗品』として経費処理することができます。

 

自動車用の無人駐車管理装置の法定耐用年数は??

自動車用の無人駐車管理装置の法定耐用年数は、

5年』で計算します。

 

耐用年数表上の、

器具備品』の、

前掲以外』の、

無人管理装置

に該当するため5年となります。

 

意外と短い法定耐用年数!!

無人管理装置の法定耐用年数が5年というのは、

少し短い気がしたので調べてみました。

 

無人駐車管理装置は、

車の排気ガスの影響を直接受けるため、

どうしても腐食をしやすいようです。

 

以前は10年という法定耐用年数が使われていたようですが、

短縮申請の適用が多かったため、

現在は車用のものだけ法定耐用年数が5年となっています。

 

法定耐用年数にも歴史ありですね。

 

ちなみに自転車・バイク用の無人駐車管理装置は、

以前と同じく10年という法定耐用年数となっています。

 

一括償却資産や少額減価償却資産という選択肢もアリ!!

取得価額が10万円以上20万円未満の場合には、

一括償却資産として処理することができます。

 

また取得価額が30万円未満の場合には、

少額減価償却資産として処理することができます。

 

ただし、青色申告でないと

少額減価償却資産を選択することはできないので

注意が必要です。

 

一括償却資産や少額減価償却資産については

こちらの記事でも解説しているのでご覧ください。

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まとめ

いかがでしょうか。

 

自動車用の無人駐車管理装置の勘定科目及び法定耐用年数

についてみていきました。

 

駐車場の経営をされている方、

もしくは計画を立てている方は、

ぜひ確認をしてみてください。

 

他の資産の耐用年数はこちらの記事に書いています。

ぜひご覧ください。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。