塀・フェンス工事 の勘定科目と法定耐用年数って、
ご存知でしょうか。
正解は…
勘定科目 ⇒ 構築物
法定耐用年数 ⇒ 構造により異なる耐用年数(10~35年)となる!!
です。
塀・フェンス工事の法定耐用年数は、
その構造により異なる法定耐用年数となります。
具体的には、
鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造 ⇒ 30年
コンクリート造・コンクリートブロック造 ⇒ 15年
金属造・木造 ⇒ 10年
れんが造 ⇒ 25年
石造 ⇒ 35年
土造 ⇒ 20年
となっています。
丈夫な構造のもの程、耐用年数が長くなるイメージです。
今回は、塀・フェンス工事の勘定科目と法定耐用年数
について説明します。
本記事はこんな方におすすめです
塀・フェンス工事の勘定科目と法定耐用年数って何??
勘定科目って何??
勘定科目とは、
取引内容をわかりやすく分類するための、
簿記の科目のことをいいます。
どのような取引があったのか、
何に対してお金を使ったのか、
などを表すカテゴリ名のようなイメージです。
例えば、
電気代の支払い⇒『水道光熱費』、
商品の販売⇒『売上高』
といった感じです。
法定耐用年数って何??
本記事で言う法定耐用年数とは、
固定資産を減価償却するときに使用する年数のことをいいます。
普通の使い方をすればあと何年使えますよーという年数を、
国が固定資産の種類ごとに定めています。
例えば、
軽自動車 ⇒ 4年
エアコン ⇒ 6年
といった具合です。
うちの軽自動車は10年くらい乗るつもりだから、
耐用年数は10年で計算してもいいの??
という方がいらっしゃるかもしれません。
こういう場合でも減価償却の計算上使用できる年数は、
法定耐用年数である4年となるので注意が必要です。
使用する年数や寿命などには関係なく、
あくまで国が定めた法定耐用年数で計算をしていく必要があります。
塀・フェンス工事の勘定科目って何??
塀・フェンス工事の勘定科目は、
『構築物』を使用して資産に計上します。
なお塀・フェンス工事の取得価額が10万円未満の場合には、
『消耗品』として経費処理することができます。
塀・フェンス工事の法定耐用年数は??
塀・フェンス工事の法定耐用年数は、
その構造に応じて異なります。
具体的には、
鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造 ⇒ 30年
コンクリート造・コンクリートブロック造 ⇒ 15年
金属造・木造 ⇒ 10年
れんが造 ⇒ 25年
石造 ⇒ 35年
土造 ⇒ 20年
となっています。
金属造や木造の塀・フェンス工事あたりはよく見かけますね。
結構細かく区分されており、
丈夫な構造のものほど、
長い法定耐用年数になっていることが分かります。
塀・フェンス工事の法定耐用年数は、
耐用年数表上の、
『構築物』の、
『へい』
に該当します。
一括償却資産や少額減価償却資産という選択肢もアリ!!
塀・フェンス工事の取得価額が、
10万円以上20万円未満の場合には、
一括償却資産として処理することができます。
また取得価額が30万円未満の場合には、
少額減価償却資産として処理することができます。
ただし、青色申告でないと
少額減価償却資産を選択することはできないので
注意が必要です。
一括償却資産や少額減価償却資産については
こちらの記事でも解説しているのでご覧ください。
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固定資産を取得すると、
その取得価額や状況に応じて幾通りもの選択肢が存在します。
具体的には、
[…]
まとめ
いかがでしょうか。
塀・フェンス工事の勘定科目と法定耐用年数
についてみていきました。
かなり細かく分類されているので、ぜひご確認ください。
こちらの記事もぜひご覧ください。
空地などを駐車場として利用するため、
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正解は…
勘定科目 ⇒ 構築物
法定耐用年数 ⇒ 15年
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。