事務所や店舗にウォーターサーバーを置いている場合、
月々支払う費用は経費にすることができます。
ウォーターサーバーの勘定科目と消費税って、
ご存知でしょうか??
正解は…
ウォーターサーバーの『サーバー代』と『水代』とで、
勘定科目と消費税の取り扱いが異なる!!
です。
具体的には…
『サーバー代』の場合
勘定科目 ⇒ 賃借料 or リース料 or 雑費
消費税 ⇒ 10%課税
『水代』の場合
勘定科目 ⇒ 消耗品費 or 福利厚生費 or 雑費
消費税 ⇒ 軽減8%課税
となります。
今回は、ウォーターサーバーの勘定科目と消費税
について説明します。
本記事はこんな方におすすめです。
ウォーターサーバーの勘定科目と消費税って何??
ウォーターサーバーとは??
本記事で言うウォーターサーバーとは、
サーバーをレンタルして、
水だけを購入して使用するものを指します。
手軽においしいお水やお湯を使うことができ、
事務所や店舗に置かれている方も多いのではないでしょうか。
ウォーターサーバーは
サーバーをレンタルするサーバー代とお水の購入代とで、
会計上の処理が変わるので注意が必要です。
サーバー代の勘定科目と消費税って何??
サーバー代の勘定科目って何??
ウォーターサーバーのサーバー代の勘定科目は、
賃借料 or リース料 or 雑費を使うことが多いです。
実は勘定科目の使用方法に明確なルールは無いので、
自分が分かりやすい勘定科目を使えば大丈夫です。
ただし明らかに内容と合わない勘定科目を使ったり、
年度ごとに使用する勘定科目をころころ変更することは避けましょう。
サーバー代の消費税って何??
ウォーターサーバーのサーバー代の消費税は、
10%課税となります。
後述する水代の消費税が、
軽減8%課税なので区別する必要があります。
水代の勘定科目と消費税って何??
水代の勘定科目って何??
ウォーターサーバーの水代の勘定科目は、
消耗品費 or 雑費を使うことが多いです。
従業員しかウォーターサーバーを使用しない場合には、
福利厚生費を使用してもOKです。
水代の消費税って何??
ウォーターサーバーの水代の消費税は、
軽減8%課税となります。
人の飲用に供される食品に該当するためです。
ちなみに同じ水であっても、
『水道水』は生活用水に供されると考えられるため、
10%課税となります。
ややこしいですね。
まとめ
いかがでしょうか。
ウォーターサーバーの勘定科目と消費税
についてみていきました。
サーバー代と水代とで区別して仕訳をするのは大変ですが、
消費税の扱いが変わるので頑張りましょう。
免税事業者や簡易課税を選択されている方は、
1つの仕訳にまとめても大丈夫です!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。