応接セットの勘定科目と法定耐用年数って、
ご存知でしょうか。
正解は…
勘定科目 ⇒ 器具備品
法定耐用年数 ⇒ 接客業用なら5年、それ以外は8年
です。
接客業用っていうのは、
飲食店や旅館などで使うものをいいます。
今回は、応接セットを取得したときの勘定科目と法定耐用年数
について説明します。
本記事はこんな方におすすめです
応接セットを購入したときの勘定科目と法定耐用年数って何??
応接セットの考え方とは??
本記事でいう応接セットとは、
ソファとテーブルがセットで取引されるものをいいます。
応接セットというものは、
ソファとテーブルがそれぞれ単体で機能しますが、
セットとしての利用が前提となって取引されています。
そこで固定資産の取得価額の判定をするときには、
応接セットを1単位として考えます。
例えば、
ソファ 8万円
テーブル 5万円
という応接セットを購入した時…
この場合は8万円+5万円=13万円で判断するので、
応接セットの取得価額は10万円を超えることとなり、
資産計上しなくてはなりません。
応接セットのうち、
ソファだけを購入する場合はこちらをご覧ください。
ソファの勘定科目や法定耐用年数って、
ご存知ですか??
正解は…
勘定科目 ⇒ 器具備品
法定耐用年数 ⇒ 接客業用なら5年、それ以外は8年
です!!
接客業用って[…]
応接セットの勘定科目って何??
応接セットの勘定科目は、
『器具備品』を使用して資産に計上します。
なお応接セットの取得価額が10万円未満の場合には、
『消耗品』として経費処理することができます。
応接セットの法定耐用年数は??
応接セットの法定耐用年数は、
接客業用かどうかで判定します。
具体的には、
接客業用のもの ⇒ 5年
その他のもの ⇒ 8年
となります。
耐用年数表上の、
『器具備品』の、
『家具、電気・ガス機器、家庭用品』の、
『応接セット』に該当します。
接客業用とは何のこと??
ここでいう接客業とは何を指すのでしょうか。
『耐用年数の適用等に関する取扱い通達』
で以下のように定められています。
つまり飲食店や旅館等で使う応接セットは5年で計算をし、
それ以外であれば8年で計算することとなります。
普通に事務所などで使う応接セットの耐用年数は8年ということですね。
一括償却資産や少額減価償却資産という選択肢もアリ!!
応接セットの取得価額が、
10万円以上20万円未満の場合には、
一括償却資産として処理することができます。
また取得価額が30万円未満の場合には、
少額減価償却資産として処理することができます。
ただし、青色申告でないと
少額減価償却資産を選択することはできないので
注意が必要です。
一括償却資産や少額減価償却資産については
こちらの記事でも解説しているのでご覧ください。
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その取得価額や状況に応じて幾通りもの選択肢が存在します。
具体的には、
[…]
まとめ
いかがでしょうか。
応接セットの勘定科目及び法定耐用年数
についてみていきました。
ソファやテーブルが一体として考えるということにご注意ください。
他の資産の耐用年数はこちらの記事に書いています。
ぜひご覧ください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。