フォークリフトは償却資産税の対象となるのか、ならないのか、、、
フォークリフトをお持ちの
個人事業主や法人の方であれば、
一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
じつは、お持ちのフォークリフトの
規格によって正解が異なります。
正解は…
小型特殊自動車であるフォークリフト ⇒ 償却資産税の対象とはならない
大型特殊自動車であるフォークリフト ⇒ 償却資産税の対象となる
今回は、フォークリフトが償却資産税の対象となるかどうか
について説明していきます。
フォークリフトを購入した時の勘定科目・耐用年数については、
こちらの記事でも解説しているのでご覧ください。
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本記事はこんな方におすすめです
フォークリフトは償却資産税の対象となる??ならない??
フォークリフトは償却資産税の対象となる??ならない??
フォークリフトはその規格によって
償却資産税の対象となるかどうかが異なります。
小型特殊自動車であるフォークリフト ⇒ 償却資産税の対象とはならない
大型特殊自動車であるフォークリフト ⇒ 償却資産税の対象となる
というわけです。
小型特殊自動車であるフォークリフトの規格とは??
小型特殊自動車であるフォークリフトの規格は次のとおり。
長さ ⇒ 4.7m以下
幅 ⇒ 1.7m以下
高さ ⇒ 2.8m以下
最高速度 ⇒ 時速15km以下
上記の規格をひとつでも超えていれば
大型特殊自動車のフォークリフトとなります。
小型特殊自動車であるフォークリフトにかかる税金
小型特殊自動車であるフォークリフトには
償却資産税がかかりません。
しかし、軽自動車税が課税されます。
逆に言うと、小型特殊自動車であるフォークリフトは
軽自動車税が課税されるため
償却資産税の対象にはならないと考えられます。
大型特殊自動車であるフォークリフトにかかる税金
大型特殊自動車であるフォークリフトには
償却資産税が課税されます。
軽自動車税や自動車税は課税されません。
償却資産税の申告時期は毎年1月です。
申告漏れが無いように、気を付けましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
フォークリフトには、
大型特殊自動車と小型特殊自動車という2つの規格があり、
それぞれ課税される税金が異なります。
大型特殊自動車に該当する場合には、
償却資産税の申告漏れがないように気を付けましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。