従業員が家族だけの場合、
慰安旅行を経費にすることはできるでしょうか。
正解は…
経費にいれることはできません。
単なる家族旅行との明確な違いは、認められないと考えます。
今回は、従業員が家族だけの場合の慰安旅行は経費になるか
について説明します。
目次
本記事はこんな方におすすめです
従業員が家族だけの事業をされている方
会計の勉強をされている方
従業員が家族だけの場合の慰安旅行は経費になる？？
従業員が家族だけの場合の慰安旅行は経費になる？？
従業員が家族だけの場合、
慰安旅行を経費にすることはできるでしょうか。
正解は…
経費にいれることはできません。
なぜ経費と認められない？？
なぜ経費に認められないかというと、
単なる家族旅行との違いがあいまいだからです。
通常、慰安旅行が福利厚生の一環として行われるときに経費になります。
福利厚生とは、従業員の勤労意欲や能率の向上を期待して
従業員に対して提供する施策や制度のことです。
第三者からみたときに、
単なる家族旅行が勤労意欲や能率の向上につながるとは
証明できないかと思います。
慰安旅行が経費になるのはどういう場合？？
例えば、親族以外の従業員がいて、
その方も含めた従業員全員が参加する慰安旅行であれば
経費にいれられます。
その場合は『福利厚生費』という勘定科目を使用します。
その旅行が従業員の慰安目的ということを説明できるように、
参加者の名簿や日程表、そして写真などを準備していれば
問題なく経費と認められるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
従業員が家族だけの場合、
慰安旅行は経費と認められません。
例えば、親族以外の従業員がいて、
その方も含めた従業員全員が参加する慰安旅行であれば
経費にいれられるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
