【クイズで解説】いくらまで非課税?新NISAの仕組みと賢い活用法!何問正解できる?

「NISA(投資の非課税制度)ってニュースでよく聞くけれど、具体的にいくらまで買えるの?」「利益が出たら税金はどうなるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

2024年から大きく変わった「新NISA」は、上手に使えば節税しながら資産を作れるとても便利な制度です。

今回は、投資や税金の知識がない方でも直感的に理解できるクイズを5問用意しました。ご自身の疑問をスッキリ解決しながら、楽しくチャレンジしてみてくださいね!

第1問:新NISAで1年間に投資できる金額の上限は?

新NISA制度では、1年間(1月1日〜12月31日)に非課税で投資できる金額の上限が決まっています。 では、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を合わせた1年間の合計上限額はいくらでしょうか?

A:年間 120万円

B:年間 240万円

C:年間 360万円

【正解】

C:年間 360万円

【解説】

新NISAでは、1年間で投資できる上限額が最大360万円まで拡大しました。 内訳は「つみたて投資枠」が年間120万円(月10万円)、「成長投資枠」が年間240万円となっており、この2つの枠は同時に一緒に使うことができます。

毎月コツコツ積み立てたい方は「つみたて投資枠」を使い、ボーナスなどのまとまった資金があるときは「成長投資枠」も併用するなど、ご自身のペースに合わせた投資が可能です。

ただし、年間の上限を超えて注文することはできず、上限を超えて購入したい場合はあらかじめ「特定口座」や「一般口座」などの課税口座を指定して投資する必要があります。課税口座で得た利益には20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)の税金がかかりますので注意しましょう。

第2問:使わなかった「年間の投資枠」は翌年に繰り越せる?

例えば、今年の「成長投資枠(年間上限240万円)」を100万円分しか使わなかったとします。 余った140万円分の枠を翌年に繰り越して、「翌年の240万円 + 繰り越し140万円 = 380万円」として投資してもよいでしょうか?

A:繰り越せるので、翌年は380万円まで投資できる

B:繰り越せないので、翌年も変わらず上限240万円まで

【正解】

B:繰り越せないので、翌年も変わらず上限240万円まで

【解説】

NISAの年間投資枠は、年が明けるとリセットされるルールになっています。そのため、使いきれずに余った枠を翌年以降に持ち越すことはできません。

だからといって、「枠を使い切らないともったいない!」と焦って無理に投資額を増やす必要はありません。NISAは長期的にお金を育てていくための制度です。ご自身の収入や生活費とのバランスを見ながら、無理のない金額で長く継続していくことが一番のポイントです。

第3問:生涯で非課税にできる上限額(非課税保有限度額)はいくら?

新NISAでは、1人が生涯で非課税で持てる資産の合計上限額(非課税保有限度額)が設定されています。 この一生涯で使える非課税枠の上限はいくらでしょうか?

A:1,000万円

B:1,800万円

C:3,000万円

【正解】

B:1,800万円

【解説】

新NISAの生涯非課税保有限度額は、1人あたり合計1,800万円までと決められています。

ここで1点だけ注意したいのが、「成長投資枠」の使い方です。1,800万円の総枠のうち、成長投資枠だけで使えるのは「1,200万円まで」という制限があります。

そのため、非課税枠の1,800万円をフル活用したい場合は、必ず「つみたて投資枠」も一緒に使っていく必要があります。

第4問:NISAで購入した商品を売却したら「枠」はどうなる?

NISA口座で買っておいた投資商品を途中で売却した場合、使っていた非課税枠はどうなるでしょうか?

A:一度使った枠は消えてしまい、再利用はできない

B:売却した分の非課税枠は、翌年以降に復活して再利用できる

C:売却したその日のうちにすぐ枠が復活する

【正解】

B:売却した分の非課税枠は、翌年以降に復活して再利用できる

【解説】

新NISAのとても嬉しいポイントが、この「枠の復活(再利用)」です。 持っていた資産を売却すると、その簿価分の枠が「翌年の1月1日」に復活し、再び新しい商品を買い付ける枠として再利用できます。

ここで気をつけたいのが、復活する枠の金額は「売ったときの金額」ではなく「買ったときの金額(元本・簿価)」で計算される点です。値上がりして利益が出た状態で売っても、復活するのはあくまで自分が最初に買った値段分の枠になります。

また、枠が復活したとしても、1年間に投資できる上限額(360万円)を超えて投資することはできませんので注意してくださいね。

第5問:昔の「旧NISA」で持っている資産は新NISAの1,800万円枠に含まれる?

2023年までの「旧NISA(つみたてNISAや一般NISA)」で買っていた商品は、2024年からの新NISAの生涯枠(1,800万円)に含まれてしまうでしょうか?

A:含まれる(旧NISAで買った分だけ、新NISAの1,800万円枠が減る)

B:含まれない(旧NISAとは別枠として計算される)

【正解】

B:含まれない(旧NISAとは別枠として計算される)

【解説】

旧NISAと新NISAは、完全に「別物(別枠)」として管理されます。 そのため、すでに旧NISAで投資していた方でも、新NISAで新たに満額1,800万円まで非課税で投資することが可能です。

旧NISAで買った商品は、決められた非課税期間(つみたてNISAなら買った年から20年間など)が終わるまで、そのまま税金ゼロで運用を続けられます。慌てて売る必要はありませんので、旧NISAの資産はそのまま大事に保有しつつ、新NISAをスタートするのが賢い活用法です。

まとめ

全5問のクイズ、いかがでしたでしょうか?

新NISAは「年間360万円・生涯1,800万円」という大きな非課税枠があり、途中で売却すれば翌年以降に枠が復活するという、非常に自由度の高い制度に生まれ変わりました。

通常なら上場株式や投資信託などの投資で出た利益には20.315%の税金がかかってしまいますが、NISAを上手に活用すればその税金をまるまるゼロにすることができます。 (※なお、NISAは個人向けの制度であるため、法人名義での口座開設や法人の資金運用には適用できませんのでご注意ください)

ただし、「非課税枠を上限まで使い切らなきゃ!」と無理をする必要は全くありません。投資で一番大切なのは、ご自身のライフスタイルや家計の状況に合わせて、長期的かつ計画的に継続していくことです。

税金や制度の仕組みを正しく知ることは、大切な資産を守り・育てていくための第一歩になります。これからも楽しく税金の知識を身につけていきましょう!