事務所や店舗に水槽を置いて、
熱帯魚を飼育されている場合。
熱帯魚の勘定科目と法定耐用年数をご存知でしょうか。
正解は…
勘定科目 ⇒ 器具備品 or 消耗品
法定耐用年数 ⇒ 2年
です。
1匹1匹かけがえのない生き物たちですが、
会計上は金額に応じて器具備品か消耗品に計上する形になります。
今回は、熱帯魚の勘定科目と法定耐用年数
について説明します。
本記事はこんな方におすすめです
熱帯魚の勘定科目と法定耐用年数って何??
熱帯魚とは??
本記事でいう熱帯魚とは、
事業において観賞用として飼っている熱帯魚を指します。
例えば、
事務所で観賞用として飼っている熱帯魚や、
クリニックの受付で飼っている熱帯魚、
カフェで観賞用として飼っている熱帯魚などですね。
ペットショップなどが購入する熱帯魚は、
『仕入』となりますので、
本記事の対象とはなりません。
また代表者などが家庭用に飼う熱帯魚も、
経費にはならないのでご注意ください。
あくまで事業用かつ観賞用の熱帯魚が、
本記事の対象です。
熱帯魚の勘定科目って何??
熱帯魚の勘定科目は、
『器具備品』を使用して資産に計上します。
なお熱帯魚の取得価額が10万円未満の場合には、
『消耗品』として経費処理することができます。
調べてみると10万円以上する高級な熱帯魚も多いようですね。
熱帯魚の法定耐用年数は??
熱帯魚の法定耐用年数は、
2年で計算します。
耐用年数表上の、
『器具備品』の、
『10生物』の
『魚類』
に該当します。
ちなみに鳥類ですと4年、
そしてそれ以外だと8年となっています。
一括償却資産や少額減価償却資産という選択肢もアリ!!
熱帯魚の取得価額が、
10万円以上20万円未満の場合には、
一括償却資産として処理することができます。
また取得価額が30万円未満の場合には、
少額減価償却資産として処理することができます。
ただし、青色申告でないと
少額減価償却資産を選択することはできないので
注意が必要です。
一括償却資産や少額減価償却資産については
こちらの記事でも解説しているのでご覧ください。
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経理処理をどのようにするかご存じでしょうか??
固定資産を取得すると、
その取得価額や状況に応じて幾通りもの選択肢が存在します。
具体的には、
[…]
まとめ
いかがでしょうか。
熱帯魚の勘定科目及び法定耐用年数についてみていきました。
1匹1匹かけがえのない生き物たちですが、
会計上は資産か経費に計上する必要があります。
ソファや看板、フォークリフトなど、
個人的に気になった耐用年数をこちらにまとめました。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。