舗装工事の法定耐用年数は3年か10年か15年!勘定科目と見分け方をプロが解説!

舗装工事の勘定科目と法定耐用年数ってご存知でしょうか。

 

正解は…

勘定科目 ⇒ 構築物

法定耐用年数 ⇒ 舗装に使う素材によって異なる(3~15年)

です。

 

舗装工事の法定耐用年数は、

その素材により異なる年数で計算します。

 

具体的には、

ビチューマルス敷               ⇒  3年

アスファルト敷、木れんが敷          ⇒  10年  

コンクリート敷、ブロック敷、れんが敷、石畳  ⇒  15年

となっています。

 

舗装工事の経理処理まとめ表

構造・種類 法定耐用年数 勘定科目
取得価額10万円未満 一括経費 消耗品・雑費
ビチューマルス敷の舗装工事 3年 構築物
アスファルト・木れんが敷の舗装工事 10年 構築物
コンクリート・ブロック・レンガ・石畳の舗装工事 15年 構築物

 

 

なお取得価額の判定は税込処理なら「税込価格」で、

税抜処理なら「税抜価格」で行います。

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今回は、舗装工事の法定耐用年数について、

勘定科目や見分け方を含めて説明します。

 

本記事はこんな方におすすめです

舗装工事をされた法人や個人事業主の方
舗装工事をした時の、減価償却方法を知りたい方

舗装工事の勘定科目は「構築物」

舗装工事の勘定科目は、

構築物』を使用して資産に計上します。

 

なお舗装工事の取得価額が10万円未満の場合には、

消耗品』や『雑費』として経費処理することができます。

 

舗装工事の法定耐用年数は素材に応じて「3~15年」

舗装工事の法定耐用年数は、

その素材により異なる年数で計算します。

 

ビチューマルス敷               ⇒  3年

(構築物ー舗装道路及び舗装路面ービチューマルス敷他)

 

アスファルト敷、木れんが敷          ⇒  10年  

(構築物ー舗装道路及び舗装路面ーアスファルト敷他)

 

コンクリート敷、ブロック敷、れんが敷、石畳  ⇒  15年

(構築物ー舗装道路及び舗装路面ーコンクリート敷他)

 

ビチューマルス敷とは?

なお1つ目のビチューマルス敷を初めて聞いた方も多いと思います。

 

ビチューマルス敷とは道路に舗装をする場合に、基礎工事を全く行わず、

砕石とアスファルト乳剤類とを材料として直接舗装したもののことをいいます。

【国税庁HP 法令通達解釈 2-3-12引用】

 

 

 

一括償却資産・少額減価償却資産の賢い選び方!

取得価額が10万円以上20万円未満の場合には、

一括償却資産として処理することができます。

 

一括償却資産を選択すると、

3年間で均等に経費にすることができます。

 

償却資産税が対象外になるという大きなメリットもあるので、

是非ご検討ください。

 

また取得価額が30万円未満の場合には、

少額減価償却資産として処理することができます。

 

少額減価償却資産を選択すると、

その年の経費に一括計上することができます。

 

一括償却資産とは違って、

償却資産税の対象にはなってきますが、

一括で経費にできるので節税にはつながります。

 

ただし青色申告でないと

少額減価償却資産を選択することはできないので注意が必要です。

 

資産を購入した時のフローチャート

資産を購入した時の流れをフローチャートにまとめました。

 

 

ここで迷うのが、「結局、どの方法が一番お得なの?」という点ですよね。

 

その年の所得税又は法人税の節税額を優先するなら「少額減価償却資産」、

毎年の税金を抑えたいなら「一括償却資産」…。

 

会社の利益状況等によって、最適な正解は異なります。

 

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まとめ

いかがでしょうか。

 

舗装工事の経理処理のポイントを整理します。

 

・勘定科目は「構築物」:10万円以上なら基本的に資産計上

・法定耐用年数は「3~15年」:使う素材によって異なる年数となる

・取得価額が20万円未満なら「一括償却」、30万円未満かつ青色なら「少額減価償却」も選択可能

 

法定耐用年数はかなり細かく分類されているので、ぜひご確認ください。

 

 

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他の資産の耐用年数はこちらの記事に書いています。

ぜひご覧ください。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました